瀬戸川は語る/瀬戸川の今昔/人とくらし・今昔

( 旧編集委員会 1979年11月 筆 )

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 瀬戸川の源を辿ると、まず馬ヶ城渓流、そしてこれに品野方面から流れて来た紺矢田川が合流して南北の丘陵地にはさまれた谷のような市街地を西ヘ、拝戸川、洞川、印所川、一里塚川、茨川、陣屋川等の主流をのみこんで今村地区ヘ入り、更に孫田川、天王川(一名桜川ともいう)そして勘右ヱ門川等と合流し、やがて矢田川へと合流していく。その矢田川の源流は猿投山を分水嶺とし、途中、赤津川、山口川などと呼び名を変えながら瀬戸川と合流してやがて庄内川へ入り、伊勢湾へ流れこんで太平洋の水となる。

 元来、水は人間にとって不可欠の生命源であり、昔から、人は水について色々苦労してきたものであること、今更いうまでもない。

2001年3月一部訂正 今村誌保存会

2001年3月作図