秋葉三尺坊大権現火まつり

810年~( 伊藤正康 2001年10月 筆 )

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 千年余の古よりの霊験あらたかなる『御火防秋葉様』火祭りは、毎年11月の第3日曜日に城屋敷町の慶昌院で行われます。

 秋葉三尺坊大権現の総本山となる『秋葉山秋葉寺』は人皇五十二代嵯峨天皇の弘仁年間(810-823)に勅を賜り創建(現 静岡県周智郡春野町領家所在)、百十八代後桃園天皇の安永七年(1778)には勅願所のご宣下、以来俗に御火防の秋葉様と呼ばれ人々の崇敬の念篤く、全国津々浦々其のご神徳は普潰す。 当地は火の街 窯の街として栄え、往古より御火防秋葉信仰の念篤く、明治十年、総本山秋葉寺より三尺坊大権現の分身を勧請奉祀する慶昌院は、奉賛会発足以来毎年大祭を迎えるにあたり、奉賛会長、住職他役員にて総本山へ代参、秋葉本殿 真前にご祈祷いただいたお札を奉祀し、大祭を厳修致します。